画像復元Image Restoration

コントラストの改善、雑音除去、傷写真の復元、ボケ画像の鮮明化等。

動画像から自動的にテロップを除去する技術や、強いノイズで激しく劣化した画像の復元等について研究を行っています。

消失領域の復元

消失領域の復元は様々な分野で応用が行われています。例えば、画像中に存在する不必要なオブジェクトの除去や経年劣化したフィルムの復元、さらに映像通信の分野において通信環境が劣悪な場合に生じる消失ブロックの除去などが挙げられます。この技術を用いることで、人の目では分からないくらいの復元が可能となっています。

テロップ
除去前
テロップ
除去後

ボケ・ブレ除去

画像を撮像する際に、我々は様々な劣化を引き起こしてしまうことがあります。ピンボケや手振れがその一つです。これまでは、このような劣化が生じてしまった場合、どうすることもできませんでしたが、画像処理の技術を利用することでそれらを復元することが可能になっています。ボケや手振れがきれいに復元されていることが確認できます。

ピンぼけ画像の復元
ピンボケ画像 ボケ・ブレ除去 復元後 ボケ・ブレ除去
手振れ画像の復元
手振れ画像 ボケ・ブレ除去 復元後 ボケ・ブレ除去

インパルス性雑音除去

画像には様々な種類の雑音が重畳することがあります。その中でもインパルス性のノイズは大きく視認性を低下させるノイズの一つです。我々の研究ではこのようなインパルス性の雑音について輪郭部などの過剰な平滑化を生じさせずに復元を行うことを可能としています。何が写っているかが分からない画像から高精度に元の画像を推定できていることが確認できます。

60%ノイズ ノイズ除去後

霧の除去

悪天候時における視認性の低下は車両走行時の安全性を大きく損ないます。本研究では、悪天候時でも特に視認性の低下が強い霧が発生した場合を想定し、それらを画像処理に除去する方法を提案しています。従来と比較して大きく視認性が向上する結果が既に得られています。

http://ladon.ist.hokudai.ac.jp/wp/wp-content/themes/dynamics/movie/imagerestoration/restore_fog.flv

動画像伝送のためのエラーコンシールメント

インターネットや無線等で符号化された動画像を伝送した場合、伝送中のエラーにより画質が劣化してしまう恐れがあります。エラーコンシールメントは、受信側でそのようなエラーによる画質劣化を改善する技術です。具体的には、動画像は各時刻で大きな変化がないため、前のフレームの情報を利用することで劣化した画素の復元を実現します。

http://ladon.ist.hokudai.ac.jp/wp/wp-content/themes/dynamics/movie/imagerestoration/videotransmission.flv


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